4月18日(月)北海道で農業&ひまわりで農地再生計画

2011年04月10日

東日本大震災から1ヶ月。

被害状況の全体像はまだつかめていません。

東京電力福島第一原子力発電所もまだまだ収束に至っていません。

原発から半径30km圏内の農家の方への保証というのも発表されましたが
それ以外の地域ではこれから先どう農作業をすすめていけばよいのか
分からないまま不安な日々をおくる農家の方がたくさんいらっしゃいます。



震災直後からこれまでは
短期的支援が求められていました。




救援物資もその一つでした。
時間の経過とともにライフラインも復旧し
地域差はまだあるかと思いますが
物流も回復してきて物資もある程度行き渡るようになってきました。

避難されている方々は避難生活が長期にわたりつづいていくために
求められる支援の形も変化していってきました。

プライバシーの確保や収入の安定化などです。

各地で仮設住宅の建設がはじまり
また多くの企業が被災されている方を積極的に雇用する動きも高まってきました。




先日
中村文昭さんからある提案をいただきました。
福島の農家の方を長期的に支援する一つの案があるというのです。

それはこうです。

原発の問題が終息するまでにはしばらく時間がかかります。
とくに福島の農家の方々にとってはこれから先たくさんの困難があると思います。
そこで文昭さんは北海道の行政の協力をいただきながら農地と住居の確保に動き出しました。

福島の農家さんにしばらくの間北海道にきていただいて
農業を行っていただきながら
耕せにっぽん!のメンバーのみなさんに農業についてアドバイスしていただきます。






その間に
福島の農地ではボランティアチームの協力をいただいて
ひまわりを栽培いたします。

一説によるとひまわりには土壌中にある放射性物質を最大で95%も吸収する働きがあるそうです。
ひまわりで福島の農地の再生を図りながら
北海道で生産された農作物の販売までおこない農家の方の収入源を確率するというプロジェクトを
本気で取り組もうと考えていらっしゃいます。





中村文昭さんの考える福島の農家の方のための長期的な支援策についての説明会を
4月18日(月)に
福島県内で開催を予定しています。

説明されるのは中村文昭さんご本人です。
時間や会場はまだ未定ですが
まずは話を聞いてみたいという農家さんを募集いたします。

対象となりますのは、福島県内在住の農家さんです。

遠くに移り住むというのは人生の一つの大きな転換となります。
踏み出す勇気も必要でしょうし
いろいろなリスクを伴うのかもしれません。

それでも前向きにこれからの人生を考えたなかで
選択肢の一つとなれば幸いです。

ぜひ中村文昭さんからお話を聞いてみたいという農家さんがいらっしゃいましたら
こちらまでご連絡ください。

よろしくお願いいたします。


お問い合わせ先
農家の店アックス須賀川店 店長 藤島康広
電話 080-1850-7169
Mail sukagawaten@gmail.com  

Posted by 親方 at 14:27Comments(0)中村文昭氏講演会