5月17日(火)矢ヶ崎克馬氏講演会~内部被曝を避けるために
2011年05月11日
◆講演会◆
「内部被曝を避けるために
ーー怒りを胸に、楽天性を保って、最大防御を」
講師 矢ヶ崎 克馬氏(琉球大学名誉教授)
講師紹介
昨年『隠された被曝』(新日本出版社)という著書を出した、日本でも稀有
な内部被曝の研究者です。3月のうちに福島を訪れて県内で土・空気・水の
汚染実態の測定を行っています。機会あるごとに私たち福島県民に対して共感
と助言を寄せて下さっています。
【日時】 2011年5月17日(火) 18:00 ~ 20:30
(開場は17 : 30)
【場所】 郡山カルチャーパーク内カルチャーセンター 展示室
所在地:福島県郡山市安積町成田字東丸山61番地
(会場TEL 024-947-1600)
アクセス:http://www.koriyamaculturepark.com/access
【入場無料】
*子連れでの参加も歓迎いたします。
◆「内部被曝」とは
体の中に入ってしまった放射性物質が体の内側から放射線を発し続けること。
少しの量でも積算の被曝量が大きく、これを防ぐためにしっかりした対策を取る
ことが必要です。
私たちはこれからも、放射能で汚染されたこの福島の地で生きていきます。
その覚悟として、いたずらに怯えるのでも何かにすがるのでもなく、一人ひとり
が内部被曝について正確な知識と有効な対策法を持つことが大切です。
それこそが本当の意味での「安心」・「安全」につながっていくのですから。
【主催】 「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」
お問い合わせ先(世話人)
早尾 貴紀(070-6615-2989)/ p-sabbar@mrg.biglobe.ne.jp
小河原 律香(090-2367-9345)/ pekapekao@gmail.com
◆被ばくを強要される子どもたち
文科省は、福島県内の子どもたちが学校での活動中に浴びても良い放射線量の
基準として、年間20ミリシーベルトを適用しています。
これは、原発労働者の許容上限(5年で100ミリ)と同じ水準の被曝を強いる
もので、白血病などを発症した場合には労災認定もされうるという、異常に高い
数値です。
◆無視された内部被ばく
しかも、文科省の20ミリシーベルトには、「内部被曝」が考慮に入れられて
いないのです。内部被曝というのは、体内に入った放射性物質が体の中から直接
に放射線を発し続けることです。
ですから微量でも積算の被曝量は大きく、将来的な影響も深刻なものとなります。
体外から放射線を浴びる外部被曝だけでなく、内部被曝についてもしっかりと調査
し対策をしなければなりません。
◆根拠なき「安全」が不幸を生む
さらに福島県に任命された「放射線健康リスク管理アドバイザー」は、年間100
ミリシーベルトでも健康被害の因果関係はないとして、県内各地で「もう福島は
安全である」と講演して回っています。
いま福島県で進行している事態は、チェルノブイリ原発事故の5年後や10年後
(甲状腺癌や白血病の増加)を思い出しつつ自分たちの子どもの将来を考えたと
きに、あまりに安全からかけ離れた深刻な事態だと言わざるを得ません。
こうした意味で、このたび招聘する矢ヶ崎克馬氏のような内部被曝の専門家こそ
県のアドバイザーとなるにふさわしい方であり、これから私たちがしっかりと防護
や除染を行なっていくに際しても、的確な分析と助言を提示してくださるものと思
います。
チェルノブイリの悲劇をくり返さないために
2011年05月09日
チェルノブイリ原発事故から10年後
大気中の空間線量 0.8マイクロシーベルト程度の汚染地域では
子供たちの体に異変が起きていました。
年間にすると7ミリシーベルトの被曝地域です。
国際的な基準による1年間の被曝許容限度は1ミリシーベルトです。
このクラスの汚染地域では
大気中からだけでなく
飲み水や牛乳
そしてその地域で取れた野菜に含まれていた微量の放射性物質を
日常的に摂取し続けていった結果
ある時期を境に
健康被害が異常なほど多く発生しはじめていきました。
確かに
直ちに影響の出るレベルではありません。
しかしながら
5年後10年後に子供たちに健康被害が出るリスクがゼロでないことだけは
チェルノブイリ原発事故と
その後の状況を知ると分かるかと思います。
チェルノブイリ原発事故・終りなき人体汚染
http://www.youtube.com/watch?v=4GcOF4prndE
↑
消されたので次
http://youtu.be/yv4GUMg8tm4
チェルノブイリ原発事故・子供たちに何が起きたか
http://www.youtube.com/watch?v=tWWICnIQE9k
放射性物質による内部被曝を確認
http://www.youtube.com/watch?v=ACHWd1MD5EI
福島県内では
土壌調査の結果
農作業を行なっても問題はないとされて
農業を継続していくことが可能となりました。
基準値以下であれば
問題ないとされて
農作物は流通できる状態となっていますが
微量でも放射性物質を含んだ食べ物や飲み物を
子供たちに与えつづけていくことは
間違いではないかと考えています。
地産地消という言葉を
これほど虚しく感じたことはありません。
チェルノブイリの悲劇を
福島でくり返してはいけないと考えています。
大気中の空間線量 0.8マイクロシーベルト程度の汚染地域では
子供たちの体に異変が起きていました。
年間にすると7ミリシーベルトの被曝地域です。
国際的な基準による1年間の被曝許容限度は1ミリシーベルトです。
このクラスの汚染地域では
大気中からだけでなく
飲み水や牛乳
そしてその地域で取れた野菜に含まれていた微量の放射性物質を
日常的に摂取し続けていった結果
ある時期を境に
健康被害が異常なほど多く発生しはじめていきました。
確かに
直ちに影響の出るレベルではありません。
しかしながら
5年後10年後に子供たちに健康被害が出るリスクがゼロでないことだけは
チェルノブイリ原発事故と
その後の状況を知ると分かるかと思います。
チェルノブイリ原発事故・終りなき人体汚染
http://www.youtube.com/watch?v=4GcOF4prndE
↑
消されたので次
http://youtu.be/yv4GUMg8tm4
チェルノブイリ原発事故・子供たちに何が起きたか
http://www.youtube.com/watch?v=tWWICnIQE9k
放射性物質による内部被曝を確認
http://www.youtube.com/watch?v=ACHWd1MD5EI
福島県内では
土壌調査の結果
農作業を行なっても問題はないとされて
農業を継続していくことが可能となりました。
基準値以下であれば
問題ないとされて
農作物は流通できる状態となっていますが
微量でも放射性物質を含んだ食べ物や飲み物を
子供たちに与えつづけていくことは
間違いではないかと考えています。
地産地消という言葉を
これほど虚しく感じたことはありません。
チェルノブイリの悲劇を
福島でくり返してはいけないと考えています。
Posted by 親方 at 13:16
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